Déjà-vu じゃーない
先日のこと
仲間との一杯やりながらのおしゃべり
酔いがまわるにつれて、どんどん楽しくなっていかなければならないのに
その雰囲気を一気に壊してしまうような言動をしてしまうことがあった
あとでとっても後悔・・・したのだが、ああ覆水盆に返らず
これと同じようなことって前になかった?
これってデジャヴ?
・・・じゃーない
はっきりと覚えている
学生時代のことだった
夏休みの1ヶ月、山梨と長野の県境にある山のふもとの民宿で住み込みのアルバイトをしていた。
ぼくのアルバイト最後の夜、寝食をともにしたアルバイト仲間5~6人がぼくのために送別会を開いてくれた
最初は思い出話などを楽しく語り合っていた
しかし、酔いがまわっていくうち、ある話題に過剰に反応したぼくの言動が、その場を居たたまれない雰囲気に変えてしまった
折角の仲間の好意だったのに・・・
翌日、別れの朝、思いがけず仲間から渡された一冊の小型のスケッチブック
1ページ毎に、みんなからの思い出が書き連ねてあった
駅までの長い一本道
振り返ると、見えなくなるまで、ずっと手を振り続けてくれた
ぼくは泣きながら歩いていたのかもしれない
毎日見慣れていたあの山が見えなかった
そして、今朝のこと、すっかり忘れていたそのスケッチブックが、
この何十年、何回も引越しをしてきて、その存在すら忘れかけていたあのスケッチブックが
本棚を整理していたら、ひょっこり出てきた、まさにひょっこり
手に取り1ページずつめくっていく
そしてあの頃へ・・・・戻っていく
あの懐かしい思い出のなかへ
あの苦い思い出の送別会のなかへも
これって、まるで3流青春小説のエピローグじゃあないか
でも、これはウソみたいな本当の話
あのみんなの好意、楽しい場を壊してしまって、
ものすごく後悔して、何十年たったが、
また、繰り返し同じようなことをしている自分に・・・
そして、すっぱい味がよみがえってくる
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